さちこのおうち木工教室 箱もの引き出し編 つり引き出しの前から桟が見える引き出しの作り方とまとめ

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今まで作って来た吊引き出しの桟は、正面からは見せないことを意識して作ってきましたが、あえて、正面からでも桟や溝を見せるデザインの構造のものもあります。
デザインとして桟を生かすので、箱ものとは違う樹種・色に替えてワンポイントになるようなデザインのものもあり、面白いです。
今回は見せるための桟を意識した作り方をレッスンします。
動画の中でお見せする2つの桟。
実は同じサイズの桟ですが、見え方が全く違います。
1つは正面から掘り込んで埋めているのが分かる桟。
2つ目は掘り込んでいるようには見えず、サイズが小さい桟。
どうしてこのように見え方が違うのでしょうか?
桟を取り外してみると、サイズが小さく見えていた桟は、実はちゃんと埋め込んであり、正面から見えていた桟は切り欠いであるために見える面積が小さくなっていたという訳です。
切り欠く量で、見える印象も変わりますので、試してみて下さいね。
次に引き出しの前板部分です。
桟を見えるデザインにするということは、引き出しの前板部分にも溝を掘ることになります。どのようにして掘るのか?
それは前板まで組んだ状態のまま、側板部分の溝と一緒に一度に掘り込みます。
箱状なので作業台へしっかりと固定をして、トリマーで溝を掘りましょう。前板にバリが出てしまうのを防ぐために、前板部分に捨て材を当てて、トリマーをかけることを忘れずに。
★ 桟は引き出しの側板に埋め込むのがいいの?それとも本体の側板に埋め込む方がいいの?
答えは・・・木目が通っている方です。つまり、引き出しの側板に埋め込むことになりますね。
★ 桟を埋め込むときにボンドは入れるの?入れないの?
答えは・・・入れません。その理由は、幅方向の木の伸縮の影響を受けるので、遊びを持たせておくためです。
デザインとして桟を生かすので、箱ものとは違う樹種・色に替えてワンポイントになるようなデザインのものもあり、面白いです。
今回は見せるための桟を意識した作り方をレッスンします。
動画の中でお見せする2つの桟。
実は同じサイズの桟ですが、見え方が全く違います。
1つは正面から掘り込んで埋めているのが分かる桟。
2つ目は掘り込んでいるようには見えず、サイズが小さい桟。
どうしてこのように見え方が違うのでしょうか?
桟を取り外してみると、サイズが小さく見えていた桟は、実はちゃんと埋め込んであり、正面から見えていた桟は切り欠いであるために見える面積が小さくなっていたという訳です。
切り欠く量で、見える印象も変わりますので、試してみて下さいね。
次に引き出しの前板部分です。
桟を見えるデザインにするということは、引き出しの前板部分にも溝を掘ることになります。どのようにして掘るのか?
それは前板まで組んだ状態のまま、側板部分の溝と一緒に一度に掘り込みます。
箱状なので作業台へしっかりと固定をして、トリマーで溝を掘りましょう。前板にバリが出てしまうのを防ぐために、前板部分に捨て材を当てて、トリマーをかけることを忘れずに。
★ 桟は引き出しの側板に埋め込むのがいいの?それとも本体の側板に埋め込む方がいいの?
答えは・・・木目が通っている方です。つまり、引き出しの側板に埋め込むことになりますね。
★ 桟を埋め込むときにボンドは入れるの?入れないの?
答えは・・・入れません。その理由は、幅方向の木の伸縮の影響を受けるので、遊びを持たせておくためです。