さちこのおうち木工教室 引き戸編 扉を削る考え方と加工方法について

バックナンバー購入後、視聴できます
バックナンバーはマイページよりご購入頂けます
品番WD-MAIN125
公開日2018年2月16日
再生時間15分
カテゴリー引き戸の技術
キーワード / 引き戸
おうち木工教室第125回。今回は扉を削る考え方と加工方法についてです。
今回は掘り下げて引き戸の構造を考えます。引き戸と引き戸の間に隙間があるのをどう解消するのかを動画を見て確認してください。

無料ダイジェスト

  • ...
  • ...
  • ...
  • ...
今回は引き戸の構造について掘り下げていきます。

以前引き戸の構造について掘り下げるポイントとして、引き戸と引き戸の隙間をなくすという話をしましたよね。
この隙間をなくそうとして、溝と溝の間隔を狭くしてしまうとその残り代が狭くなりすぎて折れてしまいます。
なので溝の間隔を狭くするのではなく、引き戸を欠くことでこの隙間を少なくします。

どこを欠くかを黒板に書いて説明します。
まず溝のサイズは、以前は板厚(9㎜)と同じサイズで掘りましたが、今回は小さめの6㎜で掘ります。この6㎜というのはトリマーのビットのサイズで選んでいます。
扉の板厚9㎜-溝6㎜=3㎜分、扉を欠きます。
ただ前の扉と後ろの扉の隙間が全くないと扉が当たって動かないので、扉と扉の間を1㎜開けます。
こうすることで前につくった時の扉の隙間4㎜を1㎜まで減らすことができます。

前につくった溝と今回の溝を見てみると、溝と溝の間の距離が同じことがわかりますね。これで強度を保った上で隙間を減らすことができます。

ではさちこさんに引き戸を欠く作業をやってもらいます。
まず欠くのは引き戸の裏側になります。表側を削ったのでは欠いた部分が見えてしまいます。
どれだけ欠くかは
厚み方向は、掘った溝の幅丁度のサイズでは動かないので少し小さめにします。小さめと言っても0.5㎜くらいまでにしてください。
幅方向は、溝の底部分のみ擦る形にしたいので、0.5㎜から1㎜隙間が出るように削ってください。

削るときに刃の出す量を設定出来たら、上も下も同じ量で削るので変えないようにしてください。

さちこさんにトリマーで欠いでもらいましたが、上の掛かり代分しか欠かなかったのでこれでは引き戸が入りません。
よくある失敗なのですが、上の掛かり代+上がる分を欠いでください。

構造を掘り下げてここまでできてやっと引き戸が完成しました。