教えて先生 「ジョイントカッター2 板矧ぎに挑戦」

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品番 | WD-QA060 | ||
公開日 | 2017年3月7日 | ||
再生時間 | 9分 | ||
カテゴリー | ビス打ちと穴あけ電動工具技術 / 板を貼り合わす技術 | ||
キーワード | ジョイントカッター | ||
視聴者の疑問に答える「教えて先生」のコーナー。今回からジョイントカッターで板矧ぎに挑戦です。 2枚の板にジョイントカッターで溝を掘って、その間にビスケットを入れて矧ぎますが、これは強度を出すために入れているのではありません。ではなぜビスケットが必要なのか?など板矧ぎをするための考え方を学びます。 ※注意 この話は1話完結ではありません「ジョイントカッター3 板矧ぎに挑戦 続き」と合わせてご購入下さい |
ジョイントカッタ―で溝を掘り、ビスケットを挟み込む理由はどうしてでしょうか?
◆強度を上げるため?・・・ではないのです。
板矧ぎは元々「木端」同士を貼り合わせるので、十分な強度はあるのです。
上から座っても、割れることはありません。
集成材をイメージして頂きたいのですが、集成材をカットしてもカットしても。ビスケットが出てくることはありませんね。
木端同士の接着なので十分な強度があるのです。
◆ではなぜ、ビスケットを挟み込むのでしょうか?・・・矧ぎ合わせる板と板の高さを一定に合わせるためです。
木端面に接着剤を塗り、クランプで締め付けていくと接着剤で滑っていたと板がずれることがありますね。
2枚矧ぎや両手で表面の板の段差を微調整できるサイズならまだいいですが、大きなテーブルに使う板を接ぎ合わせる場合には、手で微調整出来ませんよね。
また反りがある板を接ぎ合わせる時にもビスケットを挟み込むことによって、反りを矯正することが出来ます。
矧ぎ合わせた表面に1ミリほどの誤差が出てしまった時、表面を削ればいいのでは?と思いついたサチコさんですが、表面に誤差が出たということは、裏面にも誤差が生まれてしまったということです。裏と表を1ミリずつ削ると、欲しかった板の厚みより2ミリも小さくなってしまうということになりますので、板を矧ぎ合わせる時には失敗を防ぐためにも高さを合わせるビスケットが必要ということになります。
◆強度を上げるため?・・・ではないのです。
板矧ぎは元々「木端」同士を貼り合わせるので、十分な強度はあるのです。
上から座っても、割れることはありません。
集成材をイメージして頂きたいのですが、集成材をカットしてもカットしても。ビスケットが出てくることはありませんね。
木端同士の接着なので十分な強度があるのです。
◆ではなぜ、ビスケットを挟み込むのでしょうか?・・・矧ぎ合わせる板と板の高さを一定に合わせるためです。
木端面に接着剤を塗り、クランプで締め付けていくと接着剤で滑っていたと板がずれることがありますね。
2枚矧ぎや両手で表面の板の段差を微調整できるサイズならまだいいですが、大きなテーブルに使う板を接ぎ合わせる場合には、手で微調整出来ませんよね。
また反りがある板を接ぎ合わせる時にもビスケットを挟み込むことによって、反りを矯正することが出来ます。
矧ぎ合わせた表面に1ミリほどの誤差が出てしまった時、表面を削ればいいのでは?と思いついたサチコさんですが、表面に誤差が出たということは、裏面にも誤差が生まれてしまったということです。裏と表を1ミリずつ削ると、欲しかった板の厚みより2ミリも小さくなってしまうということになりますので、板を矧ぎ合わせる時には失敗を防ぐためにも高さを合わせるビスケットが必要ということになります。